鳥の行動を見極める

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雛 鳥 の 場 合

 雛鳥は自分自身で食料を得、危険から身を守ることをまだ学んでいません。食べ物を欲しがり、ぴーぴーと鳴くことで親鳥にその意志を伝えようとします。親鳥が餌を与え始めたら、餌を流し込むように頭を上下させます。
 それからしばらくすると、巣を邪魔するものに対して威嚇を始めます。これは他の肉食動物から身を守る自己防衛本能の表れでであり、親離れの第一歩でもあります。

騒 音

 街中でもよく見かけるように、野生の鳥達の多くは朝と夕方に群れます。群の中で激しく鳴いたり、食事をしたり、毛づくろいし、お互い刺激し合うのです。
 家庭で飼われているオウムやインコが朝晩激しく鳴くことに困っている方もいると思います。しかし、これは鳥にとってあたりまえの行動であり、これを押さえつけようなどと思ってはいけません。飼われている鳥達もあたりまえに、他の鳥とのコミュニケーションを求めているのです。ですから、この時間を鳥との親密な関係を得るために使ってはどうでしょうか。社交的な行動は鳥にとって欠かせないものなのです。

 ある程度の騒音は認めてやり、正常な行動の一つであるということを認識してください。もし外で飼われているならば、近所迷惑にならないように対策を立てましょう。

か み つ き

 鳥は他の動物よりよくかみつきますが、状況に応じて反射的に強弱を加減しています。また、嘴を3番目の手であるかのように使い、自分自身を支えるために力強くかみつくこともあります。
 ペットバードが自己防衛のためにかみつくことが、飼い主に慣れるまでそれは続きます。慣れるまでは気を付けてください。どうしても度がひどいようでしたら、獣医さんに相談してみてください。

眠 り

 多種にわたる鳥、その中でも小さめのインコ等は檻や鳥小屋で嘴や足を上手に使い、体を支えながら寝ます。また、鳥達は雨や寒さをしのぐ方法をうまく見つけ出し、快適に寝る智恵を持っています。しかし、ねぐらに戻って来た鳥の邪魔をしてはいけません。暗くなる前に新しいねぐらを見つけない限りまた元の場所に戻ってくることでしょうから不愉快な思いをさせてはいけないのです。

交 尾

 相性が合わないペア、飼い主が無理矢理結ばせたペアでは交尾が失敗に終わってしまうかもしれません。住環境やおもちゃ、人の手、多種の仲間をその標的にしてしまうこともあります。ですから、同じ種を探すことや、鳥の為ににふさわしくない物を排除することが、この手の問題の一般的な対処法です。
 鳥は同じ種同士をペアにすることが理想的です。もし雑種を生み出すような2種がペアになったら、分離して正式なペアを作るようにしましょう。
 檻の中の仲間同士で繁殖不可能な環境にあるのなら、cockatielとセキセイインコのように、同じサイズで傷つけ合うことなく害がなさそうなら、一緒にしてみてもいいでしょう。

お し ゃ べ り

 一部のオウムやインコはおしゃべりを覚えます。言葉を教えたいのなら、なるべく早いうちに他の鳥達から隔離し、反復練習をします。話す能力がペットを選ぶ段階で決まっているようなら、購入する前に言葉を覚えそうな鳥をよく調べてください。

羽と皮膚をむしる

 病気を持った鳥や心理的な問題を抱えた鳥の羽毛は脱落し、自分の、または他の鳥の皮膚をついばんだりします。不自然な羽の脱落が始まったらすぐに獣医さんに診せてください。檻の下に脱落した羽の量を確かめるのも一手です。この症状は持ち主の不在や分離、倦怠によって引き起こされることがあります。一日中何もすることがない鳥はこの手の障害に陥りやすいのです。他の鳥の羽をむしりだしたらすぐに隔離しないと、攻撃性を増したとき危険です。
 ただし、自然な羽毛の抜け変わりは年に2回ありますので間違えないようにしてください。

不可思議な行動

 鳥が無意味な行動、例えば、うろうろ歩いたり、頭を降り出したり、ぶるぶると体を振るわせたり、頭や体を揺らすことをひっきりなしにやりだし、それが癖になってきたら、すぐに獣医さんに診てもらってください。
 原因は病気から、ただの倦怠まで考えられますが、病気にはある種の規則性があり、倦怠はよく妄想がとりついて起こす行動の原因になります。倦怠であれば、おもちゃや食事等の環境改善が必要でしょう。おもちゃは無毒で怪我の原因にならないものを与えるようにしてください。

観 察

 日々の観察を怠らないことが鳥の管理の基本です。獣医さんに診てもらうときも大いに役立ちます。もし鳥が問題行動の徴候を示したら、ノートに記すなり、ビデオを撮るなりして獣医さんに知らせてください。
 鳥は病気の時ひっきりなしに食べたり飲んだりします。これは「マスキング」と呼ばれ、他の肉食動物から自分の衰えを隠す行為です。このページや獣医さんの意見を参考に病気のサインを見落とさないようにしましょう。

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