「さよなら」したら・・・
すべての生命は、いつか絶たれます。「死」を一時的なものとみなすか、永遠とみなすかは、 皆さんの宗教や文化によってもさまざまでしょう。 しかし、生物としての命にはタイムリミットがあります。人間が70年の時を生きるとしたら、すぐ死んでしまうことなど考えずに、大切なことをたくさん成し遂げられる時間がたっぷりあります。
でも、ハムスターや、フェレットのように短い人生を生きなければならない命もあります。悲しいことに、そんなに長く生きるペットは多くはいません・・・。
大切なペットが死ぬと、人は4段階の悲しみを経ます。
第一段階−罪の意識
最深の注意を払わなかったと自分を責める−ワクチン、ケージの環境、定期健康診断など。ペットが死んだのは自分のせいだと、絶望と後悔の念に打ちひしがれる。いつか、もし、この状況に直面したら、あなたがペットにしてあげた素晴らしいことを思い出して、それに集中するように努力して見て下さい。星の数ほどあるはずです。
第2段階−怒り
ペットの死を責任転嫁し、責める相手を見つけ出す。その相手は、家族の誰かだったり、ペットの治療をしていた獣医師だったり、また死んでしまったペット本人であることも可能です一「こんなに突然、私をおいて逝ってしまうなんて!!!」
この段階では次の事実を覚えておいて下さい一獣医師はできる限りの努力をした。家族はあなたと同じくらい辛い思いをしている。ペットは言いたいことを私たちの言語では伝えられない。
第3段階−否定
ペットの死を受け入れない。ペットは死んでなんかいないのだ、と自分に言い聞かせる。いつも傍らにいたペットの存在が突然消失するなんてありえない。
これが、否定段階です。
この段階では、あなたのことを理解してくれる人たちと話す必要があります。同じ経験をした人たちです。「たかがペットじゃないか」などと言う人たちではありません。わかってくれる人に話しをして、死を受け入れることで、はじめて回復のスタートラインに立てます。
第4段階−落ち込み
何もかもイヤになる。日常生活なんてどうでもよくなり、人生が無意味に思える。
この段階に直面したら、そのまま流されていましょう。だいじょうぶ、必ず自然にもとに戻っていきます。
心理学者たちは、いとしい者の死を乗り切るために次のようなことを提案しています。
- 自分の状況を理解してくれる人と話をする。何年にもわたってあなたのペットを診てくれた獣医師であるかもしれません。ペットを飼ったことのない人を選ぶのは避けた方がよいでしょう。
- 葬式やお祈りなど具体的に「喪に服す」。あなたのペットの名前で、動物愛護施設などに寄付をするのもよいでしょう。
- 自分の思いを綴った手紙をペット宛てに書いてあげる。
- アメリカの大学では、ペットの死に関するコンサルタントやサポートグルーブがたくさんあります。日本ではまだありません。日本では、こういうことは自分の胸に秘めておくようですが、たった一人で苦しむことはないと思います。誰かサポートグループをはじめてみてはどうでしようか。
- 「喪が明けて」しばらく時が経ったら、新しいペットを飼いましょう。 最初は前のペットの代理のようで罪悪感を感じるかも知れませんが、同じペットに変わるものなど存在しないのです。新しいペットはあなたのことを頼りにしています。落ち込んでいる暇なんか無いのです。あっ、と気づいたときには変換期は過ぎているでしょう。
これでもう「死」への対処方法は大丈夫ですね。みんな通る道です。
痛みを分かち合って助け合いましょう。
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