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ペットと過ごす夏

−そのケアとヒント−

猫の絵

by Kristin Stark
(文/クリスティン・スターク)


熱射病。これはなにも人間だけの病気ではありません。お気づきのとおり、ペットにもあてはまることです。さて、その原因は何にあるのでしょう?もしや、あなたが原因でペットが死に至るような熱射病にかかるやもしれません。そうです、一番大事なことは「あなたがどうやってかわいいペットの身を守るか」ということです。
車の中は・・・
あなたの車もオーブンになりかねません!

太陽熱 +湿気=熱射病

みなさん知ってのとおり、夏の日差しは車の中の環境を死を招きかねないものに変えます。
かわいいペットは熱地獄から逃れるため、あなたの知識と助けを必要としています。

気温30度を超え,湿度が高い日はペットにとって最も危険な日です。湿気は動物の体温調整機能を低下させます。
私達が運動をして汗をかいたときはその汗が体温の急激な上昇を防いでくれます。 しかし私達のペット(犬や猫等)は足の裏でしか汗をかけません。それは体温調整に十分であるとはいえません。彼らは少ない発汗を補うために、ハァハァと喘ぐことで体温調節します。

体内からの熱は普通の鼻腔からの呼吸により外へ逃がされ、それが間に合わない場合は口で呼吸します。車でいう空冷方式ですね。これは一見効率的な方法と思えますが、湿度の高い場所や狭い場所では限界があります。
動物の鼻呼吸の調子は体温調整を左右します。パグのように鼻腔の狭い犬にとって暑さの中、体温調整をおこなうことは負担がかかり大変危険です。

また肥満傾向にある犬も熱射病の危険に晒されていると言えるでしょう。脂肪が熱を貯える役割をはたし、スムースな肺呼吸のスペースを侵しているからです。

 年齢もまた大きな要因です。若い動物は十分な体温調整機能を持っていますが、年老いて身体機能や内蔵器官が低下しつつある動物にとって暑さはこたえます。
一般的に体温調節に長ける猫は体温上昇を回避する能力も高いと言われています。しかし過信するなかれ!シェルター(日陰の小屋)と水なくしては彼らもまた熱射病の被害者になりうるのです。

窓の風穴 を塞がないで

さて、熱射病危険地帯をさがしてみましょう。思いつきました?
そうです。車の中です。春の日差しの中でも閉め切った車中は大変危険です。温度はいともたやすく上昇し、50度、60度を簡単に超えていきます。

絶対にペットを車中に置き去りにしてはいけません!!!!

どうしてもそのような状況になる場合はペットを家から連れ出さないことです。
他にはないでしょうか?
例えば夏の暑い日に日陰の少ない庭でペットを遊ばせておくこと。これは、車の中と同じくらい危険です。

下の枠中を確認してください。

夏、ペットを外に出すときの注意

  • ペットハウス(犬小屋等)を与えてあげること。
  • ペットハウスは通気がよく、日陰になるところに置いてあげる。
  • 安定のよい器にたっぷりの水を添えておく。
  • あまりにも暑い日(真夏日)はペットの外出を避ける。
  • 長毛のペットの場合は獣医師の判断で整毛する。


ペットの命 は飼い主の手に委ねられています

熱射病は救急処置が必要な病気です。少しでも熱射病の疑いがある場合は迅速に冷静に処置してください。
まず、獣医師に電話で症状を伝えてください。その間に冷えたタオル、またはアイスノンをタオルでくるんだものを体毛の少ない部分にあててやります。初期症状の段階であれば数分で回復の兆しを見せることでしょう。またぐったりなっら、回復時に傷みを伴っているか、体温が下がり過ぎたことが原因かもしれません。

これはあくまでも獣医師に診せる前の応急処置にすぎません。獣医師は点滴をしたり、薬を投与したり脳障害を回避したりする専門的なあらゆる有効手段をとります。必ず獣医師の診断を受けてください。

日射病の兆候

  • はげしい喘ぎ/息切れ
  • 急におとなしくなる
  • 不安そうになる
  • 言うことを聞かない
  • ほてり/肌の乾燥
  • 体温の上昇
  • 動悸
  • 嘔吐
  • 脱力

たとえ応急処置を完璧に知っていても。熱射病が死に至るものであることに変わりはありません。

最善の治療は予防にあります。ペットから有害な要因を遠ざけましょう。

注意を十分に払えば夏は危険な季節ではありません。あなたとペットが楽しく過ごせる夏になることを願います!


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